長男の受験など。

 

息子の中学受験で私も何となく落ち着かずにいましたが、一区切りついたので、ブログを再開しようと思います。

これから中学受験をされるお子さんや親御さんの参考になるように少しだけ中学受験に触れておきたいと思います。
中学受験といっても富山では中学校も限られているので、都会の中学受験とは違いほのぼのとしたものですが、我が家の長男は本当に緊張感が無く、見ていてとても心配でした。宿題をやらないことで塾からも学校からも電話がかかってきたりしていましたが、受験でそれなりの結果が出たのは、4年生頃から独自に算数や数学をやっていたのが良かったのかも知れません。6年生の秋ぐらいからは受験に専念するために中断しましたが、その頃すでに高校数学にも取り掛かっていました。また、灘中受験で有名な浜学園も4年生から算数、6年生からは理科もプラスして受講していたので、最終的には関西圏の中学は灘中以外は合格80%圏内にいました。
しかし、今振り返ってみると、最も効果的だったと思えるのが将棋です。受験というある種の情報戦を制するために、念のため塾通いや通信講座も受講しましたが、地頭を鍛えるという面では将棋が最も効果的だったと思います。思考力、記憶力、勝負勘という人生において必要なものが纏めて身に付きます。世代を越えていろいろな方と接することが出来るのも良い点だと思います。6年生の間は将棋はほとんどできませんでしたが、受験が終わりボチボチ再開しています。
受験は大きなイベントでしたが、将棋や算数など、好きなことを通して成長できたのは幸運だったと思います。今思うと、結果はどうでも良かった気がします。当の本人も特に中学校にこだわりはないようです。

私自身は、コロナ禍ではありましたが、新年からいくつか展覧会や取材がありました。また、より一層仕事の効率化を図るため工房を改装しました。数日間、掃除と環境の整備が続いていましたが、やっと本日制作を再開することが出来ました。目の前のことを一つずつこなしていこうと思います。

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