雨樋、乾漆など。

 

先日の雨はすごかったですが、今回の雨もすごいです。前回は雨漏りがしたので、屋根を直しました。家の購入時に直してもらうことになっていたので、費用は負担せずに済みましたが、瓦を一面全部剥いで下地の板を張り替えて瓦を戻すという、ちょっとした工事でした。今日のような雨だとまた雨漏りがするのではないかと心配だったのですが、幸い雨漏りはありませんでした。
しかし、今日の雨も雨量は相当で、雨樋が溢れてまた庭に大きな池が、池だけでなく川に近い地形も出現しました。近年は集中豪雨が多く、さすがにこれからのこともあるので、この機会に雨樋も直してしまおうと思い、雨どいの点検のためデジカメを持って家を一回りすることにしました。家の周りの側溝も、つい先日ドブさらいをしたにもかかわらず、水があふれていました。すごい豪雨の中でしたが、何とか雨が降っている時しか確認できないヤバそうな水の流れを記録できました。午後に業者を呼んで見積もりをお願いしました。妻は田舎の古い家に生まれ育ったので、こういうのには慣れていてかなり呑気でいますが、僕は気にするタイプなので、雨樋を直したら、次は庭の排水工事をしたいと思います。

乾漆の離型がやっと終わりました。新たな方法を試したので不安もあったのですが、我ながらソツのない出来栄えでした。今年の上半期は子供が生まれたり、引っ越したり、人生における大きな出来事が立て続けにあった反面、漆の技術的進歩があまりなかった気がするので、良かったです。でも考えてみると、去年から今年にかけてつくった蒔絵作品は自分の最高傑作と言えるものだったので、それなりに頑張っているような気もします。下半期は個展・グループ展が計5回程予定されています。普通の工芸作家にはこのくらい当たり前なのでしょうが、僕はそんなに多く作れる作風ではないので、これから年末までとても頑張らないといけません。数年前までやることがなく一人でフラフラしていたのに、今は公私共にいろいろ忙しくなりました。漆という存在価値が曖昧やことを生業にしていて、今やるべきがあるというのは、この上ない幸福だと思っています。皆様に心から感謝いたします。

 

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