子供と散歩する。

 

この前、子供が風邪を引いたのですが、昼ごろになり随分元気が戻ってきて、家で退屈そうにしていました。ちょうど妻が外出中で、僕と長男だけだったので、仕事の休憩も兼ねて一緒に散歩に出ることにしました。1キロほど離れたコンビニまで行ってジュースを買って帰るだけの散歩ですが、子供との道中はとても楽しく、いろいろなことを話しました。作品のことをすっと考えていると、複雑に考えすぎて結論が出ない方向に行ってしまったりしがちですが、子供の素直さに接すると、工芸品は単純にキレイなものを作れば良いのだいう原点に戻ることが出来ます。漆の場合は、作るのに迷ったときはキレイな方を選べばほぼ100%正解です。言葉で補わないと伝わらないものはダメです。観ていただく方々にある一定以上の感動を与えることが出来なければ、決して買っていただくことはできませんから。でもキレイなものを作るのは大変なことが多いので、結局は困難な方を選ぶことになります。一番良くないのは、作るのが大変で美しくないものです。古今東西、考え過ぎて間違うことは多いです。その点、子供はほとんど間違うとことはありません。不思議です。

目次
閉じる