ここ数日。

 

先日、久しぶりに金繕いをしました。いろいろ忙しい時期が重なり、預かってから半年くらい経ってしまい、本当に申し訳なかったのですが、その分丁寧にやりました。今までも結構すごいモノを直して来ましたが、今回もとても良いモノで、勉強になりました。作業中は直接手に持ってずっと見続けるので、モノを通して自然に感覚が磨かれるような気がしています。直しでも作品づくりと同じような楽しみを味わうことができます。人とモノとの関係にはとても複雑な仕組みが働いていて、私には理解できませんが、この世に良いモノが生み出されると、それと同時にモノを軸とした何かが生まれてくるような気がします。人はモノを作りますが、モノが人間関係をつくるの中核のような役目をすることもあるので、とても不思議な感じがします。

中折締めというかなりレトロな鍵を購入しました。家の窓の鍵は中折締めなのですが、持つ部分が三日月形のものです。その中で1つだけ形が違うのがあったのでどうしても交換したかったのですが、いかんせん古い物なのでなかなか入手できませんでした。やっと見つけて購入し、付け替えました。木製の桟自体が壊れていたので埋め木などもして取り付けに時間がかかりましたが、全部揃っているととても気分がいいです。

作品の展示台を漆で塗装しました。近日中に部屋に照明を取り付けて作品を展示したいと思っています。出来れば床も張り替えたいのですが、今すぐ工事を頼むのは無理そうなので、今はどのようにしようか思案中です。思い切ってヘリボーンでもいいかなと思っています。

先日、日ごろからお世話になっている方が富山の我家まで来てくださいました。何度も仕事はさせていただいているのですが、直接お会いするのは初めてでした。東京にもお宅をお持ちとはいえ、お忙しい中、台湾から来てくださって恐縮でした。半日でしたが、仕事の話も含めとても密度の濃い時間を過ごさせていただきました。この場を持ちまして御礼申し上げます。

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