告知。

 

アートフェア富山2014・アートアワードに出品しております。
http://artfairtoyama.jimdo.com/
ちょっとですが、本日の北日本新聞の記事の写真にうつらせていただいています。関係者の方にはこの場を持ちまして御礼申し上げます。
意識的に今までとは違う感じの作品にしました。自分としてはそれなりに会心の作品です。ただ、漆の人が僕しかいなかったので、かなりの技巧を尽くしたにも関わらず、ちょっとそのへんが伝わり難いのは否めません。

僕は本当に不勉強な学生でしたが、大学時代は現代美術の専攻にいたので、少なくとも現代美術の発生から90年代くらいまでのアートシーンに関しては大方理解しています。現代美術は大雑把に言うと、「ある考えを元に世の中を切り取る」という行為から始まっています。その「切り取り方」が表現の手段であり、その「括り方」作品の主題です。便宜上、作品というカタチは取りますが、基本「レディーメイド」、もしくはそれの再構築です。
対して日本の美術は「モノづくり」そのものです。僕が大学を出て初めて漆の世界に入ったとき、漆の世界の人が口を揃えて「現代美術のようなもの」を目指しているに驚き、非常に違和感を感じました。哺乳類が大空に憧れてカタチだけ鳥になったコウモリみたいだなと思いました。まぁ、コウモリも拙いながらも一応低空飛行は出来るので、それでいい人に何かを言おうとは思いません。

僕は、西洋の美術の文脈に割り込んでいくのではなく、日本美術の文脈の中から生まれたものが現代のアートシーンで評価されないかなと思っています。「モノづくり」を極めた結果それがいつも間にか表現になっているようなモノ、そんなものが出来たら良いなと思っています。口だけでは何も起こりません。ささやかながら、頑張ります。

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