抱負その2、長男の将棋。

 

漆工芸の技術は、考えて試行錯誤することで、ある程進歩していきますが、それを表現と結び付けて価値あるものを作るのはとても難しいです。また、その価値を証明する手段は市場で買い手がつくということだけしかないので、これもまたハードルが高いです。そもそも漆工芸品に興味がある方々は、自分の専門分野で非常に高い見識がある方々ばかりです。その方々達は自分の専門分野のレベルと照らし合わせながら漆工芸品を見るので、こちらがほんのちょっと難しい技術を使いましたと言ったところで、それが美しさに結びついていなければ全く心に響きません。そう考えると世の中のありとあらゆるものと比較して美しくなければ、生き残ってはいけないという結論に達します。
今年は一点でもそのような作品が出来れば良いなと思っています。

先日、長男が将棋大会に参加してきました。
最近ゲームばかりで、あまり将棋をやっていなかったので、すぐに負けて帰ってくると思っていたのですが、なんと準優勝ということでした。勝っても負けても、ニコニコしているので、本人がどのように思っているのかは分かりませんが、親としては結果どうあれもうちょっと努力してほしい気がします。賞品のオモチャ券で何を買おうか考えているときが一番真剣なようでした。

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