海外からのメール、腰が抜ける。

 

先日、海外の方から作品購入をしたいというメールをいただきました。
ヨーロッパには漆工芸はありませんが、美しさはちゃんと伝わるようで、とてもうれしく思います。
よく「欧米の人は大きい作品が好き」と言う人がいますが、完全な迷信ですね。漆工芸の文化がないので、直感で分かりやすいものが好まれるとは感じますが、小さくて繊細なものが好きな人も多いです。人間全体の傾向として、大きい方を選ぶ傾向があるのは否定しませんが、大きいものが無条件に好きなのは「舌切り雀の悪いおばあさん」みたいな人で、そんな人は日本人にも多いし、そんな人はそもそも漆工芸に興味を示しません。勿論、いままで外国人で僕の作品を購入してくれた方にはそんな人はいません。

非常に難易度の高い工程を、何とか終えることが出来ました。久しぶりに、緊張を強いられる作業の後に安堵感で全身に力が入らなくなる‘腰が抜けた’状態になりました。
これからは2ヶ月かけて平文を貼った金地の研ぎに入ります。
かなりの力作です。まだ途中ですが、良い作品になる予感がします。
時間が掛かりすみません。もう少しで出来上がります。

いろんなことを基本的に一人でやっているので、最近は外注に回せれば外注に回すようにしています。思うようにいかないことも多く、その分苦しい時間帯も多いです。
めげずにやるしかありません。

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