ここ数日。

 

しばらく、下準備のような仕事が続きましたが、本格的な蒔絵、螺鈿の作業に入りました。今回はいくつか同時制作なので金具や材料や道具や資料など準備も多かったのですが、あとはしばらく作るだけです。
ここ最近、制作環境が大きく変わり、作品に対する考え方も変わり、それにより作りたいモノも大きく変わりました。自分のアドバンテージを活かしきる方法を模索していた時間のような気がします。すべての作品が自分の生きた証として恥ずかしくないようなモノにしたいと思います。

陶芸に関わる仕事を手伝わせてもらっているのですが、苦心の末、とても良いテクスチャーに辿り着きました。侘びたミニマルな質感と上品さを併せ持っていると、自分では思っています。欠点は手間が掛かり過ぎることです。手間を掛けて侘びた質感を出すというのは意味があるのかという自問自答を幾度となく繰り返した後、意味あるくらいの美しさに到達したように思います。私の作品としてではありませんが、来年、皆さんの目に触れる機会が予定されています。お楽しみに。

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