暖かくなって来たので、漆畑の様子を見に行きました。冬の内に肥料をあげておきたかったのですが、今年は雪が多かったし、しかもなぜか3月に予定が集中し、苗の様子を見に行くことが出来ませんでした。急がないといけません。
去年芽を出した小さい苗があるので、今年の試みとして、今借りている畑の一角を苗を育てる畑にしようと思っています。いろいろ大変ではありますが、先送りにしてしまうと、また一年待たないといけません。植物を育てるということを考えると、人生もそう長いとは言えません。体がもつ限り、詰め込めるだけ詰め込んでいこうと思っています。
最近は、作品が上手くいかないことが多いです。漆の仕事より、金具に苦戦しています。今の人が漆工品に金具を付けないのは、そういう意味もあるのではないかと思います。作品、特に加飾技法によって金具を付けるタイミングが違い、僕のようにかなり複雑な工程を踏む場合、漆制作者側がある程度の加工をしないといけません。また、非常に高い加工精度が求められているので、作ってもらった金具もすべて自分で削り直し、納得できるまで精度を上げています。
加飾が精緻になればなるほど、他の要素、例えば金具や箱の内側の仕上げなど、すべてをそれに相応しいものにしないといけなくなるので、最近は作品が出来るまでに、少なくとも1年以上は掛けています。つい数年前までは、こんな制作スタイルになるとは思ってもみなかったのですが、しょうがないです。自分の出来ることをすべてやり切ろうと思ったら、そうなっただけですから。
チユキは春休みで、ネットで詰将棋ばかりしています。仕事の合間にチラッと見たら100手詰めくらいのをやってました。ほとんど実戦には活きないパズルのような詰将棋ですが。詰将棋の本で解いた問題も含めるとこの1年で数千題は解いている計算になります。その甲斐もあり、普通の詰将棋も相当早く解けるようになりました。僕と同じくかなり入り込む性格のようです。