また仕事で徹夜になる。

 

随分と忙しい日々が続きました。正確に言うとまだ続いていますが。
気付けば10月に入っていました。カレンダーを見ると6月頃からほとんどスケジュールが空いている日がなく、ただ日々淡々とやるべきことをこなしました。それでも思い通りにいかない仕事も多く、とてももどかしく感じています。単純に体力が落ちて仕事のペースが落ちたのかもしれません。漆の世界に入ったのが遅かったので、思えばいつも時間と追いかけっこしているような感じでした。それは20年以上たった今も変わりません。もちろん若い頃に比べれば、今の自分の制作環境は本当に恵まれていると思っています。マネされるのが嫌なので、ここ数年はホームページの掲載作品を更新していませんが、その間の作品の進歩は目覚ましいものがあります。兎に角、自分が満足できるまで妥協せずに作っているので、一つの作品を作り上げるのに以前の数倍の時間が掛かっていますが、クオリティーはそれ以上に上がっていると思います。それでも自分の目指すレベルにはまだ達していません。というより目指すものも日々向上しているので、それに追いつくことが出来ていません。とはいえ、何かに追いかけられたり、何かを追いかけたり、そんな日々が送れていることが幸せなのではないかと、今は思っています。それがなくなったら、制作を続けることが出来ないような気がするからです。

最近、長男の将棋がなかなか上達しません。読む力や知識は増えているのに勝率が上がらないのです。理由は簡単です。悪手率が高いからです。ある論文によると、将棋の強さと最も関連性の高い指標は悪手率だそうです。つまり悪手率の高さがボトルネックになっているので、他の要素に関係なく勝率が上がらないのです。20手以上の詰将棋をサラッと解くかと思えば、見落としで頓死することもあります。いつかはそれなりの注意力が身に付いて克服できるとは思っているのですが、それがいつになるか…。
小学校4年生にして、すでにそのようなことを考えなければならないほど、将棋の世界は厳しいようです。

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