コロナの影響で人に会わなくなり随分経ちました。仕事柄、訪問客は多かったのですが、今は宅急便くらいです。子供も家にいるので賑やかな日々ではありますが、随分生活が変わったような気がします。まずは自分が外に出なくなりました。子供がいるので昼食も家で取るし、外に出ても休業している店ばかりだし、散歩などにも行かなくなりました。
気分転換は自宅の庭で子供と一緒に菜園の手入れをしています。暖かい日はとても気持ちがいいです。タケノコを掘ったりするとうっすら汗を掻いてとてもいい運動になります。散歩の代わりになっています。
庭に出て自然に触れていると何も変わっていないことに気が付きます。今年は少し暖かい気がしますが、植物はちゃんと適応し、すくすくと育っています。コロナに苦しんでいるのが人間だけであることを実感します。コロナに限らず、いつも騒いでいるのは人間だけで、自然は何も困っていません。むしろ人間による破壊が減って喜んでいるかもしれません。いや、喜んですらいないと思います。何も変わっていないのですから。
次男のチアキと一緒に漆の苗の世話をしていました。去年病気の様だった苗が今年はちゃんと芽を出しました。病気の所為かかなり背が低いし、虫から攻撃を受けて幹からは漆が出て固まっています。苗の生きてきた歴史がその外見から分かります。「パパ、漆が出て固まってるね。漆ってこんなふうに出て固まるんだね。」と不思議そうに観ていました。そう言えばこれが本来の漆の姿で、自分が普段使っている漆は本来の漆の役割とは関係ないことに気が付きました。そんなことを思いながら「こんな木が案外大木になったりするかもな」とか言いながら水をあげました。