朴の花が咲く。

 

数年前に家の裏庭に朴木の芽が生えてきました。鳥が飛来しそのフンに種が混ざってか、家の敷地内には様々な植物が生えてきます。朴は一般には朴葉焼とかで知られていると思うのですが、工芸家の僕としては材木として馴染みのある木です。かなり大木になるので都会ではあまり見ませんが、富山ではたまに見かけることがあります。適度に日陰も作ってくれそうなので、育ててみようと思い、抜かずにそのまま放っておきました。
それから5年くらいでしょうか、先日、庭に出てみると大きな花を咲かせていました。泰山木のような直径20㎝程のとても大きな花です。比較的低い位置で咲いてくれたので、脚立に上って写真を撮りました。近づくととても甘い匂いがしました。つい先日も富山県立植物園に行って花の写真を撮ってくるぐらい、普段から資料としての花の写真を集めているので、今回はとても幸運でした。いつか作品にしたいと思います。

今日は長男の将棋大会でした。惜しくも準優勝でしたが、悔しい反面、楽しそうに対局のことや優勝した子の強さを話してくれました。コロナや受験でのブランクを境に、なかなか将棋を指せなくなってしまったようですが、最近またやり始めました。人生は楽しむことが大事だと思っています。自分にとっても同じことが言えますよね。息子を見習おうと思います。
結果は明日の北日本新聞に掲載されるそうです。

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