春。

 

3月は次男の卒業式、入学式など慌ただしく過ごしました。特に入学の準備はいろいろあって大変ですが、楽しくもあります。つい最近生まれたように感じますが、早くも中学生になりました。生まれてくれた時の喜びを思えば、健康でいてくれたらそれだけでいいです。
我が家も引っ越してちょうど10年が経とうとしています。庭の枝垂桜の開花を見るのは9回目です。数年前強めに剪定してからは樹勢が弱まり花も少なくなっていたのですが、今年は盛大に咲いてくれました。ソメイヨシノではないので樹齢も100年程度はあるものと思います。いつまでも咲き続けてほしいです。
春になり庭木の剪定をしました。脚立の昇降や木によじ登ったりしてよい運動になりました。漆仕事のし過ぎで膝や太腿が痛くなり、正座どころか胡坐もかけなくなったのですが、剪定のおかげで治りました。運動不足は恐ろしいです。今年は積極的に運動したいと思います。
暖かくなり、庭の山菜が芽吹いてきました。先日はフキノトウを収穫し天ぷらにして食べました。昨日はコゴミとタケノコを取り、パスタの具材として食べました。10年経ち、土地の利用の仕方など分かってきたように思います。今年は新たに土地を購入して何かしようと思っていたのですが、相続のことなど調べるうちにあまり手を広げない方が良いという結論に至りました。子供たちに迷惑が掛かる恐れがあるからです。ただ、相続時の相続放棄などに関する新たな法律が今年から施行されるそうなので、微妙なところではありますが。

テレビ番組の撮影がありました。随分大掛かりな撮影でした。特殊なカメラや機材ばかりで、今までにない撮影方法でした。とても良い経験になりました。撮る方々のこだわりにはいつも感心します。ものづくりの魂のようなものでしょうか、共感できることが多いです。スタッフの方々にはこの場をもちまして御礼申し上げます。放映日はまだ先ですが、その時になったら告知したいと思います。

今年は海外の展覧会と地元での展覧会があり、作品の撮影など準備も忙しいです。コロナでの活動自粛がほぼなくなり、世間も活気を取り戻すでしょう。最近は大作主義で作品数も少ないですが、自分も良い作品をつくりたいと思います。

母校の筑波大学が今年で50周年を迎えるそうです。卒業生としてコメントを送らせていただきました。私の在学時は新しい大学というイメージだったのですが、気付けばもう50年目の節目です。実は前身や前前身からカウントすると151年目ということだそうです。筑波に移転する前は東京教育大という大学で、茗荷谷にあったそうです。僕も教育実習は筑波大学付属中高に行きました。本当に月日が経つのは早いです。
そういえば僕の出身校も旧制中学時代を含めると埼玉では2番目に歴史のある高校です。多くの人が積み上げたものの上に自分がいるのだなとつくづく思います。

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