最近、暇なときYouTubeとかで数学の動画を見ています。数学といっても高校数学程度のものです。しかしながら、そんなに高度な内容ではないにしろ、いま思うのは、何でこんなの高校生のとき分からなかったのだろうということです。一応、センターくらいの受験勉強はしましたが、当時の理解はかなり曖昧で、今思うと理解という領域に達してはいなかったと思います。
最近は記憶力が若い頃より随分落ちてきて、人の名前や顔などをなかなか覚えることが出来ません。映画や小説の登場人物の名前などもそうです。昔はこのようなことは無かったのにと、不安になることもあります。さらに頭の中に作品の完成図などを思い描く能力も落ちています。全体像を頭の中に思い描こうとしても、どこかがボヤけてしまいます。
それなのになんで数学の理解力は増しているのか?なぞです。しかし、なんとなく思うのは、物事の理解の仕方にはパターンがあって、それが頭の中に出来上がっているからではないかと思います。つまり、コノヨウナコトはコレコレコノヨウニ考えればおのずと結論に達する、というようないくつかの回路にいろんな問題を放り込んでいくだけ、という感じで。これがおそらく年をとること、経験を積むことのメリットなのでしょう。そういえば漆に関しても、下降気味の体力面を問題解決方法を発見する能力で補えています。良く考えると、年をとることってマイナスだけではないですね。
10年前の体力で今の能力があったら理想なのですが、僕は無駄に大学まで過ごし、漆に関しても独学の部分がほとんどなので、ここまで来るのに時間がかかりすぎました。自業自得だと思っています。本当に寄り道の多い人生です。勿論、それはそれで楽しい人生なんですが。