漆を育てる。

 

漆の苗を分根しました。もう少し早くしたかったのですが、忙しく時間が取れませんでした。裏庭の土に鹿沼土を混ぜて水はけを良くして、少しだけ肥料を足しました。
前年に育てた苗の間引きを兼ねて移植しているのですが、根が切れたり折れたりするので、それを使って分根しています。ほぼ等間隔に大きめの苗を残し、他の苗は実験用にプランターに移しました。去年までで裏庭に20本近くの大きめの苗が育ちましたが、これらは漆掻きように大木に育てようと思います。4年目くらいのが多いので、あと6,7年は待たないといけませんが、引っ越した時に植えた漆の木がすでに漆掻きが出来る太さになっているので、それくらいはあっという間だと思います。

去年分根した苗がほとんど枯れることなく成長したので、50本以上の苗が2年目を向かることが出来ました。例年の生存率を考えると、飛躍的に向上しました。ほぼ技術的に完成の域に達したと思います。ということで今年は200本ぐらいの苗を育てようと思っています。今夏の作業だけでも60本ほど分根したので、自然にそのくらいの数になってしまうとは思いますが。このペースで増えていくと、近いうちに苗で持っていることが出来なくなるので、植樹用の土地も用意しないといけません。何ヶ所か借りた土地もほとんど漆の生育には向かない土地でした。ただ逆に漆が生育するための条件が分かったので、十分得るものはありました。1年という現代人には比較的長いサイクルでしか試すことが出来ないので、時間は掛かっていますが、スケールアップの前に潰しておかないといけないことがあり、そこは焦らずやろうと思います。

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