本屋に行く。

 

今日は久しぶりに本屋に行きました。息子が算数が好きで毎日一緒に算数をしているのですが、教えるときに円周率をどのように扱って良いか分からなかったので、小学校の教育書ではどうにょうにしているのか調べるためです。別に英才教育をするつもりは全くありません。僕は小学校に上がっても自分の名前すらかけませんでしたが、その後困ったことはありません。ただ5歳の子供がどこまで理解できるのかという僕の興味と息子の算数への興味が重なっただけです。

現在の落ちぶれた熊谷高校のことは知りませんが、僕の時代はまだ東大も10人以上行っていたし、早慶も150人くらいは受かっていたような時代でした。なので高校2年まででセンター受験ぐらいは出来るくらいのペースで授業をしていたので、高校3年生のときは絵の勉強しかしないで済みました。その1年間でなんとかムサビの工芸工業デザインと筑波の工業デザインに合格しましたが、学力は見る見るうちに下降していきました。そのときの後悔もあり、大学に入ってから数学や自然科学に関する読み物を意識的に読みました。受験勉強のように定理や公式を覚えて問題を解くという感じではなく、自分のジャンルと結び付くように、グラフ作成ソフトなどで図形を描き、文様について考えたりしていました。だから本当に興味の範囲内で活用するという程度です。例えばある数式で描ける図形が交差しない(交点を持たない)ための条件を求めようとすると、そのパラメータ間に新たな関数が生まれ、そこに「美しい!」が含まれていたりします。そんなときは「美」の正体を垣間見た気がして少し幸せな気分になります。それは大したことではありませんが、「この絵は黄金比を用いているのだ!」みたいなバカみたいな考察ではないです。もう少し楽しい遊びです。

漆工芸には、「知ること」、「考えること」、「感じること」、「作ること」、全部が含まれているので、どこからでも入ってくることが出来ます。しかしながら、どのような経過を辿ろうが結果以外は評価の対象にならないので、そこは肝に銘じる必要があります。でももう少し考えてみると、どんな世界でもイノベーションは既存考えの延長上からは生まれていないような気もするので、人と違う価値観はとりあえず大事にした方が良いのではないかと思っています。だから子供にも何も押し付ける気持ちはありません。

本屋では小学校の算数の本と、川島小鳥の「未来ちゃん」を買いました。アイドルの写真集ではありません。たまに勘違いされますが、僕にはそのような趣味はありません。作品としての写真集では異例の10万部突破という帯がしてありました。素晴らしい写真集です。素晴らしい感性です。

 

やっと入梅してくれました。晴れも好きですが、今庭で苔を育てていて、1日に3回水を撒くのが大変だったので、ちょっとは楽になりそうです。それとは引き換えにゼニゴケの心配がありますが。

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