これからの数年間。

 

最近は忙し過ぎました。
随分、久しぶりに投稿します。

このところ木地を注文するのが続いたので、CADによる設計ばかりでした。
これからは制作に本腰を入れようと思っています。

2年から3年程度の時間をかけて大作を作ることになりました。勿論、並行して今までのように個展やグループ展や受注制作もします。しかし今回の作品はいままでの集大成的な意味もあり、紙ベースの技術記録と、ドキュメンタリー映画を作るプロジェクトも同時進行しています。関係者の皆様には、このような機会をいただけたことを心より感謝申し上げます。
この半年間、技法の基礎研究や試作、道具や材料、環境の整備など、幾らか準備を進めていて、やっと実作に入れる状況が整いました。素地制作から蒔絵、螺鈿まで、自分のやれることは出来る限り盛り込もうと思います。若いころと比べると体力や頭の回転の速度はすでにピークを過ぎていますが、経験値や知識を合算すると今がピークのような気がしています。一人で作るということが前提であれば、今しかチャレンジする価値がないプロジェクトだと思います。
これからしばらくは悩める日々を過ごすことになると思いますが、それもとても幸せなことだと思っています。悔いのない数年間を、悔いのない漆芸家人生を過ごしたいと思っております。

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