木地が届く、昆虫を買う。

 

頼んでいた木地が送られてきました。とても素晴らしい仕事で、木地師さんには心より感謝しております。僕は図面を描く時には、CGソフトでレンズやライトや質感を調整して、現実に肉眼で見たときに近い状態で検証するので、実物の印象がCGと同じだととても安心します。去年から今年にかけては久しぶりに本気で器を作ろうと思って取り組んでいます。デザイン性や生産性が良く、現代の生活に合うものが出来れば良いと思っています。

蒔絵のモチーフとして昆虫標本を購入しました。ここ一年くらいいろいろ考えてかなり種類も絞ったのですが、一度見てみたいというものも含め、結局は20種以上購入しました。それでもまだ欲しいけど手に入らないものもあるので、これからもしばらくは探さないといけません。
ナンダカンヤ昆虫も溜まってきたので、ちゃんと展足しないといけないのですが、時間がありません。昆虫の標本をつくること自体は全然好きではないのですが、一般的な感覚からするとかなりの高額な標本もあるので、ちゃんと管理する必要を感じています。自分でも笑えるくらいにやることがあり過ぎて、いつも休む暇がありません。

近くにかなり大きな本屋が出来ました。コーヒーと軽食が取れる店も併設されているので、たまに行きます。
僕は子供が一緒でないときは本を読みながら食事をとることが多いので、割と頻繁に本を買いに行きます。先日は仏像の本を買いました。僕には何年かに一度仏像ブームが到来します。宗教としての仏教もあまりよく知らないのに、仏像だけにフォーカスするのも可笑しな話だとは思いますが、、純粋にモノづくり的な観点からしてもかなり究極に近いものを感じます。仏さまを人工物としてとらえて良いのかは分かりませんが、仏像の歴史を辿って行くと「人は望めばここまで出来る!」というような鬼気迫るものを感じます。そのようなものは自分には出来ないかもしれませんが、目指すのは勝手なので、がんばりたいと思います。

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